もてぎ天文台からのパノラマ

 2000年 10月  9日 撮影
 2000年 10月 14日 撮影

 

太田市郊外のパノラマ風景です。 

 

私が幼年の頃は天の川も見えるような暗い夜空でした。 今では透明度の悪い晩は1・2等星しか見ることが出来ません、透明度の良い晩では4等星の星空が楽しめます。

 

最近、街灯ネオン等の照明で夜空が明るく星が見づらくなって来ています。 このような光りの害を 「光害」 と言います。

けして、街灯ネオン等無くしたいとは思っていません。 街灯絶対に必要なものです、ただ、街灯は夜空を照らす必要は全く無い訳ですから、傘(反射板)付きの照明器具にすればワット数も約30%減の電球で済み省エネにもなります。

ネオン看板も商売の点では必要です。 ただ、最近、看板を下方向から水銀灯でライトアップするタイプの照明が多くなってきています。 この照明がかなり夜空を明るくしているのは間違いありません。 

 

特に南東方向の明かりが撮影時に邪魔になります。 こちらに向いている照明は中古車センターの展示車のための照明で25時頃タイマーで消灯します。 ちょっと東側の照明は最近 付けられたカーディーラーの照明看板の照明(ライトアップタイプ)です。 こちらは夜明けまで点灯しています。 透明度の良い晩は望遠鏡に直接光を当てなければさほど気になりませんが、透明度の悪い晩は天頂付近まで影響をおよぼし困ったものです。

 

1991年 自宅に観測所を建設し いったいどこまで星見が楽しめるか不安でもありました。 主に観望が好きな私にとっては淡い星雲、星団はあきらめでした。 月、惑星、星食などは明るい空でも OK です。 星雲、星団の撮影も光害カットフィルターを使用して撮影が出来ない訳ではありませんが、長時間露光でのカラーフィルムではカラーバランスが崩れて、納得のいく写真が撮れませんでした。 白黒フィルムでは水素増感TP (天体用の白黒フィルム)と光害カットフィルターの組み合わせで、面白いほど綺麗に撮影出来ましたが、色が無いのと自家現像の面倒さに 何時しかやめてしまいました。

 

天文分野もデジタル時代となり、パソコン + アストロスケール + ステラナビ で星の半自動導入です。 淡い天体(ファインダーで見えない天体)も楽々導入することが出来ます。 天体写真も銀塩写真から冷却CCDカメラで デジタル画像での天体写真です。 多少の光害でも透明度の良い空では面白いほど綺麗な天体写真が撮影出来ます。 デジタル画像処理も明るい、暖かい、涼しい部屋でカラー合成でき、とても楽になってきました。

暗い星々は眼視では見ることが出来ませんが、ハイテク機器を使用しての星見もそれなりに楽しいものです。

 

天体写真ギャラリーの天体写真はこのような環境から撮影したものです。

 

 

関連ファイル→ CCD撮影&画像処理  観測機材  日記

 

 

 

 

 

 

2000.10.20作成