おとめ座 からす座 うみへび座

M (メシエ)天体


M104  NGC4594

 

おとめ座/銀河(Sb)
赤経12h40.0m 赤緯−11゜37′
光度8.7等 視直径6′×2′ 距離4100万光年

 

 

(紹介)

メキシコのソンブレロという帽子に似ていることから、ソンブレロ星雲の名で親しまれている銀河。渦巻銀河をほぼ真横から見た姿で、暗黒帯が一直線に横切るようすがひじょうに美しい。実直径が14万光年もある巨大な銀河で、小口径の望遠鏡でも楽しめる。

 

(観望ガイド)

おとめ座とからす座の境界にあるが、からす座から探した方がわかりやすい。からす座δ星を中心にε星を対称に折り返した位置から、やや西よりのところにある。おとめ座のスピカ(1.0等)とは赤緯がほぼ同じなので、赤道儀ではスピカから探すのが簡単だ。スピカからは45.2m西、27′南。

7倍×50mmの双眼鏡では小さな楕円形をした光のしみのように見え、中心部が明るいことがわかる。

口径10cm望遠鏡の40倍では、東西に細長く伸びた形がわかり、100倍では、写真で見たソンブレロ星雲の姿を小さく淡くしたような感じに見える。中心部が輝き、紡錘形に光芒が伸びて、その中に一直線に暗黒帯がはしるようすが何とか理解できるようになる。

口径20cmでは、さらにはっきりと暗黒帯がわかり、細長く伸びた姿が美しく、神秘的な雰囲気が感じられるようになる。

からす座

バビロニアのころ、すでに原型がつくられた歴史のある星座。フェニキアで「からす」として登場し、ギリシャに受け継がれた。プトレマイオス48星座の1つ。ギリシャ神話では、太陽の神アポロンの使いのカラスとして登場する。全身が白く、人間の言葉が話せる賢い鳥であったが、アポロンの妻コロニスのようすを、「不倫」と偽って主人に告げ、それが元でアポロンはコロニスを殺してしまった。嘘をついたカラスは、黒い体に染められ、言葉も奪われて、天に打ち付けられたのだという。


説明文および星図は

上記の説明文は アストロアーツのマルチメディア天文シュミレーション ステラナビゲータ (天文事典)より引用しました。