オリオン座  いっかくじゅう座

M (メシエ)天体


M42  NGC1976


オリオン座/散光星雲
赤経05h35.3m 赤緯−05゜23′
光度4.0等 視直径66′×60′ 距離1500光年

 

 

(紹介)

冬の夜空に輝く勇者オリオンの剣のあたりにある、有名な大散光星雲。目で見ても写真に撮っても、素晴らしい美しさを見せてくれる。
メシエは1771年に、蝶あるいは鳥が羽を広げたような姿と、トラペジウムをスケッチに残している。

 

(観望ガイド)

オリオン座の三ツ星のすぐ南にある、小三つ星(3つの4〜5等級の星が南北に並んでいる)の中央あたりにある。肉眼でもぼうっと光でにじんだように見え、ファインダーでも、蝶が羽を広げたような姿がわかる。双眼鏡では口径が大きいほど、周辺の淡い部分が見えるようになり、素晴らしさが増す。蝶、鳥、白鳥、こうもりなどいろいろな動物が羽を広げた姿を連想させる姿が美しく見られる。

口径10cm望遠鏡の40倍では、星雲の光の中に、4重星トラペジウムがまたたいているようすを観察できる。100倍以上にして中心部をクローズアップすると、光の濃淡が迫力を持って迫り、また違った美しさを味わえる。

口径20cmでは、さらに微妙な濃淡や星雲のディテールがわかるようになり、見飽きることがない。


M46  NGC2437


とも座/散開星団(f) 
赤経07h41.8m 赤緯−14゜49′
光度6.0等 視直径30′ 距離3200光年

 

 

(紹介)
シリウスの東を流れる淡い冬の天の川の中にある、肉眼でも見える明るく美しい散開星団。双眼鏡でたいへん美しく眺められる。

 

(観望ガイド)

おおいぬ座α星(シリウス)の東で、こいぬ座α星(プロキオン)の南というおおまかな見当でも、2つの星団が東西に並んでいるのが肉眼でわかる。

7倍×50mmの双眼鏡では、星雲状の光芒を背景に微光星が見え、にぎやかな感じだ。

口径10cm望遠鏡の40〜60倍では、微光星の大集団であることがわかり、ひじょうに美しい姿となる。 100倍まで倍率を上げると、星団の中心から10′ほど北にある小さな惑星状星雲NGC2438が見え、ひじょうにおもしろい。

口径20cm150倍では、NGC2438がこと座のM57そっくりのリング状であることもわかる。


NGC 2261


いっかくじゅう座/散光星雲
赤経6h39.2m 赤緯+8゜44′
光度10等 視直径2′ 距離4900光年

 

 

(紹介)
いっかくじゅう座にある散光星雲NGC2261のこと。星雲を光らせている「おうし座T型星」のいっかくじゅう座R星が約9等から14等まで変光し、これが星雲の変光の原因と考えられている。見かけの大きさがとても小さくたいへん暗いので、中口径の望遠鏡で、ようやく星雲らしく見える程度。写真では、しっぽの短い彗星の頭のような姿が写し出される。R星は、この頭の端に位置している。1916年にアメリカの天文学者ハッブルが発見したので、ハッブルの変光星雲と呼ばれる。

オリオン座

この星座の起源はバビロニアで「天の狩人」とよばれた星座にさかのぼる。たいへん歴史のある星座。プトレマイオス48星座の1つである。ギリシャ神話には、オリオンにまつわる話がいくつもある。一説には、オリオンは海神ポセイドンと妖精エウリュアレの間に生まれた息子で、たいへん身体が大きく、力が強く、気の荒い狩人であるといわれている。「この世に自分より強いものはいない」と自分の強さを自慢していたオリオンは、その自惚れを怒った女神ヘラが送った毒さそりに刺され、命を落としたとされる。


説明文および星図は

上記の説明文は アストロアーツのマルチメディア天文シュミレーション ステラナビゲータ (天文事典)より引用しました。