
M (メシエ)天体
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M13 NGC6205
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(紹介)
美しさでは全天一といわれ、小口径でも大口径でも楽しめる素晴らしい球状星団。
日本では南中するとほぼ天頂付近になるので、大気の影響を受けにくく、シーイングの良いときの見え方はひじょうに見事なものとなる。
満月の3分の1ほどの大きさを持ち、50万個もの星が含まれる大集団で、実直径は約100光年におよぶ。
(観望ガイド)
ヘルクレス座のη星と、ζ星を結び、その真ん中から、ややη星よりのところにある。明るいので、位置さえわかっていれば肉眼でも見える。
7倍×50mmの双眼鏡では、周辺がにじんで見えて恒星とは明らかに違うことがわかるが、個々の星を分解することはできない。
口径10cm望遠鏡の60倍では、中心の明るく大きな丸い星雲状の部分と、数個の微光星が見え、なんとなくざらざらした感じが美しく見える。120倍では、びっしりと微光星が見えひじょうに美しく楽しめる。
口径20cm150倍では、視野に広がる大きな丸い光斑の周囲から中心付近にかけて粟粒のような星が無数に見えてきて、たいへん見事な眺めとなる。
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盛夏の夜、南を向いて空を見上げ、こと座のベガとうしかい座のアルクトゥールスを見つけ、これら2つの星の間を天域を見てみよう。6個の3〜4等星がKの字を裏返したような形、あるいはひしゃげたHの字の形に並んでいる。これがヘルクレス座の目じるしで、ヘルクレスの胴体を形作っている。このKの字を裏返した形の側面から手足となる星の列が続く。右手でこん棒を振り上げ、左手でりんごの枝と蛇をつかみ、西を向いてひざまずく英雄ヘルクレスの姿が見えてくるだろう。

たいへん歴史の古い星座で、バビロニアの「鎖につながれた神」という星座に、この星座の原型が見られる。ギリシャでは、はじめ「ひざまづくもの」「まぼろし」と呼ばれていた。プトレマイオスの48星座の1つ。ギリシャ神話では、英雄ヘルクレスが12の冒険行の末に天に昇り、生前の戦利品とともに星座になったと伝えられている。
説明文および星図は
上記の説明文は アストロアーツのマルチメディア天文シュミレーション ステラナビゲータ (天文事典)より引用しました。