M31 (アンドロメダ大銀河)    NGC224

アンドロメダ座

系外銀河

赤経00h42.7m 赤緯+41゜16′

光度 4.4等

視直径 180'×63'

距離 230万光年

 

撮影データ

2014年 7月 27日

SHARPSTAR AL-107PH + 0.6R 

( fl:417mm F3.8 )

タカハシ90S赤道儀 ノータッチガイド

Canon EOS Kiss Digital X5 (SEO-SP4C) 

IDS/SEO LPS-P2-FF

ISO : 3200   RAW : 3分×8

DSS

ステライメーシ7 画像処理

PSE11

撮影地 : 玉原高原 (群馬県沼田市)

 

コメント

  今回のM31は0.6レデューサーを使用して広視野で撮影です。 画像隅の星像は悪化しています。

 

 

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(紹介)

アンドロメダ大銀河は、日本から見える系外銀河としては最大のもので、天文ファンのみならず広く一般に知られている有名な天体だ。満月を横に5つ並べたほどの大きさと、肉眼でもはっきり見える明るさを持つ。すぐ近くにM31の伴銀河であるM32M110があり、どちらも双眼鏡でよく見える。
M31はわれわれの銀河系を含む局部銀河群の最大の銀河で、4つの楕円銀河(M32、NGC205、NGC185、NGC147)と、いくつかの矮小楕円銀河を従えている。望遠鏡が発明される以前から、オリオン大星雲と並んで、その存在は知られていた。10世紀ペルシャの天文学者アル・ズーフィが「小さな雲」と記述したのが古い記録のひとつ。望遠鏡の観測記録でもっとも古いのは17世紀シモン・マリウスによるもので、「角笛を透かして輝くろうそくの焔」と例えられている。天の川が星の集団であることがはっきりした18世紀になると、哲学者でもあるカントは「このような星の集団は他にもあるかも知れない。星雲の中でいくつか楕円形をしたものがあるが、それは遠くにある同じ様な島宇宙であろう」と予言した。かれの念頭にはM31が当然あったものと思われる。M31がわれわれの銀河系の外にある別な銀河であるということがはっきりしたのは今世紀になってからだ。1885年にアンドロメダ座の銀河M31に超新星が現れたとき、まだ天文学者はこれを銀河系の中の天体だと思っていて、「S And」という新星名をつけたほどである。1923年になって、ハッブルがM31の中にケフェウス座δ型変光星を発見し、それまでの銀河系内説・系外説の議論に終止符を打った。150年ぶりにカントの予言が確かめられたわけだ。その後、可視光に加えて電波や赤外線などの観測手段が進み、渦巻銀河のもっとも近くにあるサンプルとして、かならず最初に望遠鏡が向けられる天体である。ちなみに、M31には球状星団が500個あまり、散開星団は400個、OBアソシエーションなどの星群が200個弱、暗黒星雲700個、HU領域1000個、惑星状星雲300個、超新星残骸7個、X線源70個、 変光星230個、超巨星10個等が発見され、新星はいままで200個程度が記録されている。

 

 

(観望ガイド)

アンドロメダ座β星からカシオペヤ座に向かって、μ星、ν星と辿った先にぼうっと広がる淡い光芒がM31で、肉眼でもはっきりわかる。肉眼でも細長くのびた姿が見え、大きな銀河であることがわかる。

 7倍×50mm〜10倍×70mmの双眼鏡では視野を覆うように巨大な楕円の光芒が広がり、M32の丸い小さな星雲状の姿、M110のM31をミニチュアにしたような姿も同時に見える。

 口径10cm望遠鏡の40倍ほどの低倍率で中心の強く明るい光斑のまわりを観察すると、光芒の片側が急に暗く落ち込んでいることがわかる。これが写真では腕の部分となる。

 口径20cmでは、腕の部分の濃淡はより明瞭に見えるようになるものの、口径10cmとあまり印象は変わらない。望遠鏡で見るより、大口径の双眼鏡で眺める方がはるかに美しい。

 

 

上記の説明文は アストロアーツのマルチメディア天文シュミレーション ステラナビゲータ (天文事典)より引用しました。